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ワキガはどうして起こるの?不快なワキのニオイを解消しよう

3月 07, 2017 BeautyStore編集部

ThinkstockPhotos-475713753ワキに汗をかくとニオイが気になることってありますね。ワキガや汗のニオイは夏だけでなく一年中あるものです。
ワキのニオイがひどいのは「体質もあるし汗かきだから仕方がない」と諦めていませんか?日頃から気になっている人は、デオドラント製品に頼るだけでなく、ニオイの元になる原因を知り、体の中から改善していきましょう。

ワキのニオイは生活習慣を見なおすことで軽くしたり、なくすこともできます。手術などを考えている人も、まずは解消法を試してみてください。
 

◇ワキが臭う原因は汗と細菌のしわざ

ワキには「アポクリン汗腺」と「エクリン汗腺」の2種類の汗腺と、皮脂腺があります。
そのうちの「アポクリン汗腺」から出てくる汗に含まれている、脂質やたんぱく質、糖質などの成分を、皮膚に常駐している細菌がエサとし分解するのですが、この時にワキガ独特のニオイを発生させるのです。このニオイは、皮脂と混ざり合うことによりさらに強くなります。

ワキガ体質の人の場合、もうひとつの「エクリン汗腺」から出た汗が蒸発する時に「アポクリン汗腺」から出た汗のニオイも一緒に拡散してしまうので、身体全体からニオイが出ているように感じられてしまいます。「エクリン汗腺」から出る汗はサラッとしていますが、「アポクリン汗腺」から出る汗には粘りがあります。
 

◇ワキガって遺伝したり人に伝染したりするの?

ThinkstockPhotos-475713753ワキガはそれ自体が遺伝するのではなく、ワキガを引き起こす原因となる「アポクリン汗腺」の数が遺伝します。
アポクリン汗腺が多い人は、分泌される汗の量も増えるためワキガになりやすくなるのです。両親のどちらかがワキガの場合、子供には約50%の確率で、どちらもワキガの場合は約80%の確率で遺伝すると言われています。しかし、ワキガ体質は、遺伝しても必ずしもワキガになるというわけではありません。

ワキガの人は、アポクリン汗腺の数も多いことに加えて、一つひとつの汗腺が大きいのですが、活動していない汗腺があったり、一つひとつの汗腺が小さい場合は、ワキガ体質でもワキガにならないこともあります。
また、ワキガは生まれつき持ったアポクリン汗腺の数によるもので、この汗腺は何かが原因となって増加するというものではありません。ですから、ワキガ体質の人からワキガが感染するのではという心配はいりません。
しかし、生活習慣によっては臭うようになるので、これまでニオイを感じたことのない人でも今後発症することもあります。
 

◇どんな人がニオイやすくなるの?

ワキが臭う原因はアポクリン汗腺から出る汗に含まれる脂質やたんぱく質、アンモニアといった物質の量に左右されます。アポクリン汗腺の数が多い人が臭いやすくなるのはもちろんですが、アポクリン汗腺の量が多くなくても、そこからでる汗の量が増えたり、汗の中に細菌のエサとなる物質がたくさん含まれているとニオイが発生しやすくなります。
では、どういった人がニオイの元となる汗をかいてしまうのでしょうか。それには色々な原因があげられます。

・肉や脂っこいものが好きな人

肉類を始め、高カロリーで高脂肪の食べ物を好んで食べる人は注意が必要です。そういった食べ物には、アポクリン汗腺や皮脂腺を刺激する作用があります。汗からも脂質やたんぱく質といった物質が出やすくなりますし、皮脂も増えるためニオイの原因となります。
欧米人が日本人と比べると体臭がきつい人が多いのは、この食文化も原因と言えます。最近では食の欧米化によってワキガ体質になる日本人も増えてきています。

・ストレスを感じている人

ストレスを感じると、アドレナリンや男性ホルモンが増えます。それらはアポクリン汗腺を刺激し活発化させるため、たくさんの汗が出ます。不安や緊張、ストレスを感じた時にかく汗は、運動した時にかく汗とは違い皮脂を多く含んだ汗なのでニオイが強くなります。
今までワキのニオイとは無縁だった人でも、ストレスによって突然ワキガになる場合もあります。男性ホルモンが増えると汗をかきやすくなるのですが、ストレスが続き汗をかくことが慢性化すると、多汗症になり、ワキガになる場合もあります。

・ホルモンバランスが乱れている人

女性の場合は、ホルモンバランスの乱れによって一時的にニオイ強くなる場合があります。ホルモンがどのようにしてアポクリン汗腺を刺激するのかというメカニズムははっきりしていません。しかし、思春期や生理中、妊娠・出産などでホルモンのバランスが崩れるとアポクリン汗腺が刺激されてしまうようです。
通常はホルモンバランスが正常になると治るものですが、そのままワキガ体質になってしまうこともあります。
男性の場合は、男性ホルモンが多いとアポクリン汗腺を活発にさせてしまうと考えられています。

 

◇自分でできるニオイを抑える方法

「自分は汗かきだし、臭うのは仕方ないから……」と、ワキ用の制汗・防臭スプレーなどのデオドラント製品を使っている人は多いと思います。
でも、生活習慣などを見なおすことでニオイを抑えることはできます。自分でできる方法をいくつかご紹介しましょう。

・食生活の見直し

肉や揚げ物、脂っこいもの、バターやチーズなどの動物性たんぱく質をよく食べる人は、汗の中に脂質が増え臭い汗になります。また皮脂も増えるので、細菌が繁殖し、ニオイも強くなってしまいます。
辛いものやニラやニンニクといったニオイの強い食品もアポクリン汗腺を刺激してしまうので注意が必要です。

まずはこういった食品を減らし、緑黄色野菜や魚を中心とした食事にしてみてください。ビタミン類は、脂肪の分解を助けたり、皮脂の分泌を抑える効果もあるので体臭予防なります。特に、ビタミンCやビタミンB、ビタミンEなどを積極的に摂取するのが大事です。また、便秘になると体内に腐敗した毒素が発生し、体臭にもなりますので、食物繊維が豊富な野菜もしっかり摂取し便秘にならないようにしておきましょう。

その他、梅干し、生姜、酢には殺菌作用があるので体内から発生するニオイを抑え、大豆、豆腐、納豆などの大豆製品に含まれるイソフラボンは汗の酸化を抑えてくれます。
血液は酸性になると体臭が出やすくなるので、アルカリ性食品を摂取して、弱アルカリ性を保つようにしておくことも大切です。

・ムダ毛の処理をしておく

ワキの毛があると、蒸れやすくニオイの原因を作る細菌の温床になってしまいます。ワキの毛の処理を行って清潔にしておきましょう。この時、毛抜きや脱毛器で抜いて処理をすると、アポクリン汗腺を刺激してしまうので、抜かずに剃るようにします。

・汗を拭き取る

汗をかいたら、雑菌が繁殖してニオイを出す前に拭き取るようにしましょう。
この時気をつけないといけないのは、汗をかいてもすぐに拭きとるのではなく、体温が下がってから拭き取るようにすることです。汗には体温を下げる働きがありますが、体温が下がらないうちに汗を拭きとってしまうと、体温を下げようとさらに汗が出てしまいます。

そして、拭き取る際には乾いたタオルではなく、湿ったタオルやシートを使うのがポイントです。湿っている方が雑菌をしっかりと拭き取ることができます。強くこすると肌や汗腺を痛めるので、優しく拭き取りましょう。

・お風呂で丁寧に洗う

シャワーだけでは毛穴につまった皮脂やたんぱく質はしっかりと落ちないので、湯ぶねに浸かって落としやすくしましょう。浸かることで体内の質の悪い汗も一緒に出してくれます。
また、湯ぶねに浸かって血行がよくなれば、汗をかきにくい体質にもなります。

ワキを洗うのに使用する石鹸は、洗浄力の強すぎないものを選びましょう。洗浄力が強い石鹸で洗うと、皮膚善玉菌と言える表皮ブドウ球菌が流れてしまい、悪臭を出す皮膚悪玉菌が増えてしまうのです。
表皮ブドウ球菌を守り、皮膚悪玉菌を落とすには、洗浄効果のある重曹石鹸と防臭効果のあるミョウバン石鹸がおすすめです。重曹石鹸を手にとってワキに滑らせた後洗い流し、次にミョウバン石鹸でワキを洗ってお湯で洗い流します。2種類の石鹸を使って洗うのが面倒であれば、どちらか一つの石鹸でも構いません。
洗う時は肌を強くこすらないように、優しく洗ってください。

・衣類を工夫する

衣類に染みこんだ汗や皮脂は落ちにくく、通常の洗濯では落ち切らないこともあります。汚れが残ったままの衣類を着て、さらに汗をかくとニオイはひどくなりますので、一度着た衣類はしっかりと汚れを落としておくことが大切です。

洗濯をする時には、殺菌効果のある洗剤を使い、漂白剤をワキの部分に塗ってから同じ漂白剤を入れた洗濯液で洗濯します。お湯で洗ったり、つけ置き洗いも効果的です。

衣類の繊維によってもニオイは変化します。綿は繊維の穴が粗いのでニオイがつきやすく、ポリエステルやナイロンは穴が小さいのでニオイがつきにくい素材です。ニオイのつきにくい素材の衣類を選んでみる、汗をかいたらこまめに着替える、通気性のよい服を着るなどの工夫をしてみるのもよいでしょう。

・お酒やタバコは控える

アルコールはそれ自体がニオイを出します。吸収されたアルコールのニオイが血液によって流れ、汗として代謝されることによってニオイが強くなります。
また、タバコに含まれているニコチンには発汗作用があります。どちらもワキのニオイをひどくする原因となるので、お酒はほどほどにしておき、タバコはぜひやめたいものです。

・ストレスをためないようにする

疲れがたまったり、ストレスを感じる生活をしていると、汗の量が増えるだけでなく、汗に含まれるアンモニアの量や皮脂の分泌も多くなります。
普段から汗をよくかく、ワキのニオイが気になるという人は、それを気にするあまり逆にストレスになってしまうという悪循環にもなりかねません。できるだけ気にしないようにして、たまった疲れやストレスは自分なりの解消法でなくしていくことが重要です。

 

◇まとめ

ワキのニオイについての原因と対策をいろいろとご紹介してきました。
特にワキガは人からも指摘されにくく、どう思われているのかも不安になります。ワキガのニオイが気になる人は、紹介した対処法を参考に、食生活を見なおしたり、正しい知識を持って汗の出方や質を意識した生活を続けてみてください。デオドラント効果のある製品も一緒に使えば、ほとんどニオイが気にならなくなるかもしれません。

今までワキのニオイがしていなかったのに、急に気になり始めたら、ストレスが原因である場合も考えられます。本格的なワキガにならないようにするためにも、早めのストレス解消が大切です。
対策を工夫して、さわやかに毎日を過ごしたいですね。